1歩進んで2歩下がる。

ジャニヲタ 女のケモノ道

僕は「ヲタ」=「オタク」な人って、どちらかというと苦手、いや、キライだ。

その理由って、こんなところだろうか。
 ・会話が相手とのキャッチボールにならず、一方的なテンションの高さでまくし立てるように話されるのが不愉快。
 ・話し相手を見下したような態度での会話にカチンとくる。
 ・常に自分が上位に立っていないと気が済まないのか、よくわからないポイントで張り合おうとする。

ざっくりまとめると、マトモなコミュニケーションが成立しないので、キライだ。


しかしまあ、芸能界に多大なる影響力と存在感を持つジャニーズ事務所、その事務所に所属するジャニーズタレントに夢中な女性が書いた本を読めば、「ヲタ」な心理も少しはわかるようになるかな?という気持ちで読み始めた。


ジャニヲタ 女のケモノ道
Amazonで購入
livedoor BOOKS
書評/エンタメ・タレント


著者の松本美香さんは、女ピン芸人さんだ。失礼な話だが、あまりお笑いに詳しくないこともあって、この本を読むまで、松本美香という芸人さんを知らなかった。


かなりくだけた口語体でつづられる文体は、お笑いライブでピン芸人さんのトークを聞いているイメージで読み進めることができる。

そして、松本さんがヨゴレ芸人(自称)であるがゆえに繰り出すことができるのであろう、高めのテンションで自虐的に曝け出す自分の「ジャニヲタ」っぷりは、読んでいて笑いが止まらない。

僕が「ヲタ」に対して抱いていた、暗く湿ったイメージとは正反対の、ライトに笑えるエッセイだった。


恋愛の対象としてではなく、「バーチャルおかん」な視点でタレントを見つめてしまう心理や、コンサートに注ぎ込む情熱とお金の話、本人不在で開催されるタレントのお誕生日会の話(この話が一番面白かった!)など、松本さんのライトな語り口だから笑って読めるんだよなと思える。(たぶん、別な人にアツく語られたら・・・聞いているふり・・・かなぁ・・・。


笑える文章の間に、特定のタレントへの愛を超えて、その商法を含めて(?)事務所全体を愛してしまっているという、松本さんのジャニーズへの愛情がたっぷり伝わってくる。松本さんが持ちネタにしているという「自虐的ジャニヲタもの」を一度、見てみたくなった。


評価(★5つで満点):★★★★


■松本美香さんのブログ「おとこ日記」 http://d.hatena.ne.jp/motsuma/

 ※「ジャニヲタ 女のケモノ道」発売にあたって、ボツ原稿がこのエントリで公開されているので、興味がある方、立ち読み感覚でどうぞ。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://ninniku.dtiblog.com/tb.php/99-97c7d58a

 | HOME | 



Calendar

06 | 2009-07 | 08
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

Now and Recent Books

楽天ブックス へのリンクです。

■今、読んでいる本
「脳が冴える15の習慣」:築山節


■最近読んだ5冊

「適当論」: 高田純次


「レバレッジ時間術」:本田直之


「ウェブ社会をどう生きるか」:西垣通


「エンド・クレジットに最適な夏」:福田栄一


「ハイドラ」:金原ひとみ

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks






ブログでブームはブロモーション



ブログで報酬稼ぐなら!buzzmo(バズモ)

DTIブログ
ブログでアフィリエイト


DTIブログポータルへ

このブログを通報